攻撃の個体値はなぜ低いほうが
いいのか
個体値 15/15/15 のオーダイルは、スーパーリーグでは 3,138 位です。4096 通りのうち下から数えたほうが早い順位で、1位比は 93.8% にとどまります。攻撃の個体値が低いほうが順位が上がるのは、CP の計算式がそうなっているからです。
CP は攻撃だけを重く見ている
攻撃は 1 乗、防御と HP は 1/2 乗です。攻撃を 1 上げると CP は大きく増えますが、防御や HP を 1 上げても CP はあまり増えません。CP の中では攻撃だけが高い買い物になっているということです。
CP上限のあるリーグでは、CP は予算
スーパーリーグは CP 1500 までしか出せません。つまり CP は使い切りの予算です。攻撃に予算を使うと単価が高いので、同じ 1500 の枠で買える防御と HP が減ります。
逆に攻撃の個体値が低い個体は、CP を食わずに済んだぶんレベルを上げられ、結果として防御と HP を多く積めます。GBL の順位は攻撃 × 防御 × HP の積で決まるので、この積が大きい低攻撃個体が上に来ます。
同じオーダイルで並べる
| 個体値 | 順位 | 1位比 | 到達PL / CP | 攻 / 防 / HP |
|---|---|---|---|---|
| 0 / 11 / 13 | 1 位 | 100.0% | PL20.0 / 1,499 | 122.5 / 118.9 / 126 |
| 0 / 15 / 15 | 61 位 | 98.7% | PL19.5 / 1,483 | 120.9 / 119.7 / 125 |
| 15 / 15 / 15 | 3,138 位 | 93.8% | PL18.0 / 1,469 | 124.7 / 115.1 / 120 |
| 15 / 0 / 0 | 4,083 位 | 91.0% | PL19.5 / 1,476 | 129.8 / 110.9 / 116 |
スーパーリーグ(CP 1500 まで)、強化上限 PL50、通常個体での計算。
15/15/15 は攻撃こそ 124.7 と高いものの、CP を攻撃に取られてレベルが PL18.0 で止まり、防御 115.1・HP 120 と細くなります。0/11/13 は PL20.0 まで伸びて、防御と HP で上回ります。
上位と下位で、攻撃の個体値はここまで違う
- 上位 100 体の攻撃個体値は平均 1.7(最大でも 8)
- 下位 100 体の攻撃個体値は平均 13.4(最小でも 10)
- 順位 1 位の攻撃個体値は 0
偶然ではなく、CP上限のあるリーグでは構造的にこうなります。
マスターリーグでは逆になる
マスターリーグには CP 上限がありません。予算の制約が消えるので、話がひっくり返ります。
| 個体値 | マスターリーグ順位 | 1位比 | CP |
|---|---|---|---|
| 15 / 15 / 15 | 2 位 | 100.0% | 3,230 |
| 0 / 15 / 15 | 769 位 | 93.2% | 3,009 |
マスターリーグ(CP上限なし)、強化上限 PL50。1位は 15/15/14 です。
スーパーで 3,138 位だった 15/15/15 が、マスターでは 2 位です。「攻撃は低いほうがいい」はCP上限のあるリーグの話であって、個体値そのものの良し悪しではありません。
ただし、順位が上=強いではない
ここまでは順位の話です。順位は耐久寄りの指標なので、順位を追うと攻撃の実数値が犠牲になります。その結果、順位が上の個体が対面で負けることが実際に起こります。
数値は GBL Box と同じ式(RankCalc)で算出し、アプリの表示と一致することを確認しています。